連日お伝えしているSHOTSHOW2014の様子ですが、初回にリポートしたHK(ヘックラー&コッホ)の反応がものすごく、これは!というわけでHK第二弾をまとめてみました。
初回ではハンドガンのHK45とHK416をメインにお伝えしましたが、今回はそれ以外の銃器を、よりマニア視点からリポートします!
◎HK 詳細 編
最初はドイツ軍のセミオート狙撃銃「G28」。
7.62mm弾を使うHK417(の民間型)をベースに開発されたマークスマンライフルです。
写真の上は「G28 Patrol」、下が「G28 Standard」というモデルで、両方共セミオートオンリーです。
G28Patrolは、文字通り携帯性を上げたモデル。
バレルは16.5インチで、ライトウエイトハンドガードによって軽量化を図っています。
それでもG28のアッパーはスチールなのでかなり重いです(カタログ値は7.49kg)。
光学機器はHK刻印の入ったシュミット&ベンダーのPM2 1-8X24を装着。
スチールアッパーとアルミロワーの色の違いがおもしろいですね。
マガジンは標準で10連です。
こちらが標準のG28Standard。
エクステンドレイルやハリスのバイポッドが付くのでさらに重く、重量は11.2kg(カタログ値)にもなります。
スコープは同じくシュミット&ベンダーのPM2 3-20X50。
エイムポイントのmicroT1が乗っており、さらに重いです。
構えてみると、数秒で腕がプルプルしてきますw
そもそもスタンディングで撃つ銃ではないんでしょうが、カタログ(パンフ)には「CQBにも対応!」とか書いてあります。これでドアエントリーとかwww
HK417の20連とG28の10連マグの比較。
まぁ、そのまま短くなっただけです。
最近人気のHK416にGLMが付いたモデル。
レイルマウントなのでハンドガード下面にそのまま装着しますが、単体重量は1.5kg以下なので、それほど重いとは感じませんでした。
GLMのライフリング。7条右回りでした。
バレルロックラッチはクリック感があり、押すとパコってバレルが飛び出ます。
今回のSHOTSHOWで新製品扱いだった「SD Suppressor System」。
上段が7.62mmの「MR762A1-SDSS」、中段が5.56mmの「MR556A1-SDSS」。
ハンドガードからのラインが続く八角形のサプレッサーを装着しています。
MR556A1-SDSSは、16インチバレルに14インチのKey-Mod風ハンドガード、そしてバックプレッシャーユニットと前後分割できるサプレッサーシステムで構成されています。
HKよ、オマエもKey-Modか・・と思いましたが、ホールの間隔が広すぎ、そして穴の向きも逆・・・w
構えてみたところ、フロントヘビー感は少なく、その長さを除けば取り回しは容易そう。
一方のMR762A1-SDSSは16インチバレル+14.7インチKey-Mod風ハンドガードという仕様でした。
サプレッサーの出口は複雑な形状。
カタログスペックではMR556A1では139dB以下、MR762A1は140dB以下の音量となっているとのこと。
これは番外編。
HK純正ではありませんが、GEISSLE製のHK416用ハンドガードです。
416用の社外ハンドガードはほとんどなく、純正のあのゴツいハンドガードはいや!という人もかなりいるのでしょう。見た目にスマートなのはもちろん、実際に握り心地もよかったです。
これのエアガン用のレプリカ、早く出ないですかねぇ。
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