SHOT SHOW 2014リポート、今回は装備のカナメともいえる「ヘルメット」についてまとめてみました!
最近のヘルメットは単に「防弾」だけでなく、ナイトビジョンのマウントやサイドレイルなど、さまざまな役割を担っています。それだけに重くなりやすいので、新素材による軽量化や多機能集積化などがトレンドになっているようです。
◎ヘルメット~CRYE編
これはヘルメットではなくナイトビジョン用の帽子形マウントの「NIGHTCAP」。
従来あったヘッドギアタイプではなくキャップのようなスタイルですが、オデコのところにはぐらつきを押さえる土台(「インサート)が入っています。当然ながら防御性は皆無。
段つき2ピースヘルメットのAIRFRAMEの新型、「AIRFRAME ATX」が発表!
上の黒いヘルメットは従来のAIRFRAME(CHOPS付き)ですが、外観はまったくこれと一緒。
ATXのインナー。パッド類は同じで内側がカーボン素材に変わっています。
従来のAIRFRAMEは防弾のバリスティックでしたが、このATXは軽量化のためかカーボンが組み込まれていました。これでもレベルⅢAクラスの防弾性があるとか。いろいろゴテゴテくっつけると、やっぱり軽い方がいいらしいです。
2014年の秋ごろ市販予定だそうです。
ブースの入り口にうやうやしく置かれていたアメフト用ヘルメット。
一応、マルチカムカラーなので関係してるのでしょうかw
◎ヘルメット~OPS-CORE編
昨今の多機能ヘルメットの代名詞ともいえるのがOPS-CORE。
今回のイベントでも、多数の製品を展示していました。
前頭部にベルクロで増加装甲がつくタイプ。
増設用増加装甲もちゃんとバリスティック素材でずっしりとしていました。
増加装甲の表面にはマルチカムのシートが貼られていました。
塗装じゃありません。
ちなみに名前もよく分かりませんでしたw。
ACH/MICHタイプヘルメットにレイルを介して取り付ける、バイザーとフェイスガードです。
おそらく、ビークルガナーが使うものではないかと。
フェイスガードはかなりゴツいです。
こちらはOPS-COREのバリスティックヘルメットに取り付けるフェイスガード。
厚みがあり、そこそこの防護機能がありそうです。
新型のリテンショナーダイヤル!
今までのチャリヘルタイプからローラータイプになってましたよ!
ダイヤルの回転に対する可動量が増えて、素早く調整できます。
◎ヘルメット~Team WENDY編
全体的にエッジが立ってちょこんとツバのあるデザインが特徴のEXFIL。
これに給電マウントシステムが搭載された「RAIL2.0 SYSTEM」というモデル。サイドレイルとNVマウントに、後頭部のバッテリーボックスから給電されるという試作品です。
NVマウントには6極の接触式端子を搭載。
サイドレイルを通しての給電も可能です。
こちらはEXFILの従来モデルのマルチカムカラー。
ヘッドセットはヘルメットマウントですね。
これもバリスティックではなくカーボン仕様です。
内張りは今時の多機能ヘルメットならではのもの。
元々スポーツヘルメットを得意とするメーカーだけに、そういった作りです。
しかし、最近のヘルメットはどれも同じようなイメージがありますが、よく見ると結構違うんですね。
改めてさすがだなーと思いました。
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