アメリカ海軍航空隊はエアクルー用の新型サバイバルベストが初期運用能力(IOC)を達成、救命設備、サービスにおいて重要なマイルストーン(節目、通過点)になると発表しました。
新しいベストは2016年までに完全作戦能力(FOC)として獲得される予定です。
初期運用能力(IOC)とはー
最小限度で運用可能な配置規模を指します。軍に於いて、いくつかのユニットや組織がそれを維持する事が可能になっ時「IOCの達成」とします。
IOCの宣言はシステム性能、テスト、トレーニングによる改善や調整、将来的に開発される可能性がある機能が含まれ、それが完成すればフル運用能力( Full Operational Capability/FOC)を宣言することができます。
wikiより抜粋
新しいベストは重量がモバイルエアクルーバージョンが29.6ポンド、パイロットが着用する着座バージョンが19.5ポンドと、従来のものと比べ約7ポンドも軽量化されているそうです。
また、防弾性、負荷分散性能が向上し、世界中で使用できるユニバーサルカラーを採用。
ベストはフライトスーツの上から着用し、榴散弾や銃弾からの保護を目的としていますが、その他にもモバイルエアクルーの通常業務の遂行や緊急時における飛行機からの素早い切断解放、サバイバルアイテムとして緊急信号装置、無線機、医療キット、緊急水中呼吸装置やインフレータブル救命具を取り付けを想定した仕様になっていて、救助の際はヘリコプターに搭乗員をつり下げるハーネスが取り付けられます。
サバイバル装備だけでなく防弾(防片)機能もあるんですね。
ハーネスも装着できるので、特殊な方々がこれを着用した写真が出てくるかもしれません。
そうしたらとたんに人気になるんだろーなーw
■America’s NAVY
http://www.navy.mil/
■参考サイト
http://kitup.military.com/2013/12/navy-upgrading-aircrew-survival.html
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