NECといえばパソコンのPC-98やゲーム機のPCエンジンが有名ですが(古っ!)、無線通信でもトップレベルです。その技術力が評価され、このたび陸上自衛隊にNECの通信システムが導入されました。
NECは、高速かつ広域にわたる通信ネットワークを迅速に構築可能で災害対応にも有用な陸上自衛隊向け「野外通信システム」の納入を開始しました。
野外通信システムは、陸上自衛隊現有の方面隊電子交換システム、師団通信システム、および各種機能別無線機の後継として方面隊および師団等に今年度から装備され、方面隊、師団等の指揮・統制・情報伝達のための通信を継続的に確保することが可能で、災害対応にも有用な通信システムです。
野外通信システムは、ソフトウェア無線技術の導入により、各種無線機として動作するアプリケーションを無線機にインストールすることで、異種無線機との相互通信が可能となり、海上・航空自衛隊及び防災無線をはじめとする関係省庁等との通信確保も可能とするなど、陸上自衛隊における野外の通信基盤構築を図るものと期待されています。NECは、野外通信システムの開発、製造を通じて得られたソフトウェア無線技術の知見を、当社の基盤技術とし、デジタル化が進行している消防無線や列車無線における付加価値の高い無線システムの開発・販売を推進してまいります。
ソフトウェアにより、異なる無線機の間でも相互通信可能というところがポイント。
今後、防災系のイベントなどで見かけることもあるかもしれませね。無線マニアは、じ~~~っと観察してみましょうw
参照:NECプレスリリース
http://jpn.nec.com/press/201311/20131120_01.html
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