ドイツのH&K社が、M4カービンを本格的に改良強化したのが「HK416」。
あの迷銃「L85」を、何とか実用レベルまで改良したH&K社の高い技術力が発揮されています。
M4からの変更点は、大まかには動作をショートストロークピストン方式に変更し、レイルシステムハンドガードを標準装備するというもの。コールドハンマー製法による高精度バレルも備えています。
まぁ、性能が高い分、お値段もお高いのですが、ここ数年でアメリカの公的機関で使用されている画像をちょくちょく見かけるようになってきました。
例えばこんな感じで。
今回の写真のほとんどはアメリカの「合衆国議会警察」のもの。「USCP(United States Capitol Police)」とよばれ、議事堂などの施設での警察権の行使と、上下両院議員+その家族を保護する組織です。
ここの画像が多数ヒットしたことから、正式にHK416を導入してると思われます。
アッパーだけでなくまるまるコンプリート状態なので、予算に余裕がある組織なんでしょうかw
普通の州警察では、あまり見かけませんが、大きな州警察のSWATなどでもちょくちょく写真が出回っているようです。
ちなみに、最新のHK416A4は、まだ配備写真を見かけませんね。
もしかしたら市販はまだなのかも?
これがHK416A4。
特殊ネジがなくてもレイルハンドガードが外せるようになったり、セレクターがアンビ化されたりしていますが、最大の特徴はマガジン挿入口の角度がナナメになったことでしょうか。
これが従来のHK416ですが、挿入口の角度がほぼ水平。
実銃のHK416はマグプルのPMAGが使えないのです(EMAGはOK)。
軽くて弾送りがよく丈夫、なおかつ安い!というPMAGが使えないのは、特にミリタリーユースにおいてかなりの打撃なのだとか。どんだけ普及してるんだ・・・
なお、電動ガンは寸法がいい加減なので普通のHK416にもPMAGが刺さります。便利ですねw
こんな感じで今回はHK416に関する小ネタをまとめてみました。
マルイさんから次世代HK416のカスタムモデルも発売が予定されてますし、まだまだHK416人気は続きそうですね。
[amazonjs asin=”B00ANHDJ3A” locale=”JP” title=”HK 416D (18歳以上次世代電動ガン)”]