[youtube]http://youtu.be/Z9CmJeREW-I[/youtube]
↑yksk304さんがyoutubeにアップした画像
2013年8月29日の夜に周辺住民のツイッターなどで気になるニュースが飛び込んできました。
そのニュースというのは、神奈川県横須賀市にある無人島・猿島が燃えているというもの。
その時の火事の様子をとらえたツイッターの投稿をいくつか紹介いたします。
今回のこの火事を伝えるニュースを見ると
29日の午後6時頃に炎上する猿島を目撃した市民から119番通報が相次ぎ、レストハウスが全焼したものの、約2時間後に消防隊員たちによって鎮火されたとのこと。
引用:日刊スポーツ
ちなみにこの猿島は、横須賀沖1.7kmに位置する東京湾唯一の自然島。
人は住んでいませんが、毎日観光船が運航されていて、誰でも自由に渡ることができる無人島です。
ただし、観光船の最終便までに島から出ないと行けないため、夕方は以降は完全に無人島となります。
観光船を運航する株式会社トライアングルのWebサイトによれば、
<猿島での火災について>
8月29日(木)18時33分に発生した猿島での火災についての 情報です。
18時45分頃、当社「シーフレンド1」に消防関係者が乗り、現地で消火活動が始まりました。
島内の発電機が止まっているため、海水による消火活動を行い、20時49分頃に鎮火いたしました。現在のところ、けが人等の情報はございません。
燃えていたのは猿島レンタルショップ付近で、こちらの建物は全焼いたしましたが、階段を上がったところにある管理棟(多目的ルー ム、更衣室、トイレ付近)については燃えていないという情報です 。
また、島内の森への延焼も今のところ確認されておりません。
火災原因は調査中ということですが、横須賀市および警察・消防当局の公式発表がありましたら、随時お伝えいたします。なお、猿島航路の運航再開の目途はたっておりません。
猿島バーベキューも当面の営業再開はございません。ご心配をおかけしておりますこと、深くお詫び申し上げます。
また、猿島へ行かれる予定でした皆さまには大変ご迷惑をおかけいたしますこと、重ねて深くお詫び申し上げます。
とのこと。火事の原因などは現在調査中とのことですが、船で渡って消火活動をした横須賀消防の隊員さんたちは、本当にご苦労さまでした。
この猿島は、江戸時代後期から砲台が設置され、要塞として機能してきた無人島で、第二次世界大戦時には、高射砲が据えられていました。
煉瓦造りのトンネルや防空壕、砲台跡(台座が置かれたコンクリート部分のみ)が今でも見ることができます。
近年は、バーベキューや海水浴などの観光地として親しまれていますが、関東近県に残る貴重な戦跡の1つです。
[amazonjs asin=”4063662667″ locale=”JP” title=”空母マニア! (別冊ベストカー)”]