ミリタリー好きの方々には説明不要のビックイベント・富士総合火力演習(総火演/そうかえん)に「さば☆なび」取材班が行ってきたので、総火演に行ったことがない人にも魅力が伝わるようなリポートを複数回に分けてアップしていきます。
「さば☆なび」取材班が取材をしたのは、2013年8月24日の10時から行われた総火演の予行演習と19時20分から行われた夜間演習。
第2回は、総火演の予行演習で見られた決定的瞬間を紹介していきます。
今回はインパクト中心にまとめました。
まず冒頭で紹介している写真は、92式地雷原処理車から地雷原処理用ロケットが発射されるところです。地雷原にこのロケットを発射すると、中から大量の爆薬が飛び出て、地雷の誘爆を誘って爆発させるというもの。ロケットから爆薬が飛び出て爆発させるまでの流れは下の通りです。ちなみに場内アナウンスによれば、総火演用に爆薬の量を、ものすごく減らしているとのこと。
それでも爆音と衝撃波はかなりすごかったですけどね…。
お次がCH-47で吊され、離脱していく空挺隊員たち。
吊されている姿は遠目から見るとちょとかわいらしいですが、アップにすると…
しっかりと地面の方向に銃を構え、警戒態勢を怠っていないのです。
さすが精鋭部隊!
今度の写真は、軽装甲機動車の隊員から無反動砲が発射される様子。
弾速が遅いので、弾頭が飛んでいく様子がリアルに見えました。
珍獣:イエティでもなまはげでもありません(笑)。
ギリースーツを着込み、顔にまでペイントをしているのは、M24対人狙撃銃を持ったスナイパーです。
総火演では、500m離れた場所の標的を射抜きます。
そしてこちらは74式戦車が立て続けに砲撃する様子。
戦車が連続で撃つ様は、相当しびれます。
それでは第3回で会いましょう!
[amazonjs asin=”4750910333″ locale=”JP” title=”自衛隊装備年鑑 2012ー2013″]