ミリタリー好きの方々には説明不要のビックイベント・富士総合火力演習(総火演/そうかえん)に「さば☆なび」取材班が行ってきたので、総火演に行ったことがない人にも魅力が伝わるようなリポートを複数回に分けてアップしていきます。
「さば☆なび」取材班が取材をしたのは、2013年8月24日の10時から行われた総火演の予行演習と19時20分から行われた夜間演習。
そもそもこの総火演は、毎年8月に静岡県御殿場市の東富士演習場で行われている一般公開も行う陸上自衛隊最大の演習です。最大の魅力は、航空機、戦車、装甲車などの各種装備が盛りだくさんに登場し、さらに実弾を使ってのデモンストレーションを行うことから、幅広い層から人気を集めているイベントです。
一般の人が見学をする場合は、抽選申し込みを行い、当選しないと見られません。
今年は戦車を扱った大人気アニメ『ガールズ&パンツァー』の影響もあり、
5,000人強の一般見学者枠に応募した人の数は、なんと11万人!
そうした報道が出るほどの注目のイベントなのです。
まずレポートの第1回目は、総火演に登場した陸上自衛隊の3タイプの戦車の迫力のシーンを紹介します。
まずは参加した戦車の中で、もっとも古参の74式(ななよんしき)戦車。
お次が90式(きゅーまるしき)戦車。
そして最後が2009年に制式化され、昨年2012年の総火演で、初めて実弾射撃やスラローム走行など、その高い性能を一般に披露した10式(ひとまるしき)戦車です。
いずれの戦車の主砲を撃つ時には、信じられないくらいの爆音と衝撃が発生します。
総火演に行くことができれば、そうした貴重な体験を生で体感することができます。
「さば☆なび」取材班も、あらかじめ耳栓を用意して、撮影に挑んだにもかかわらず、
ビクッとしてしまいました。
また、戦車の型番に使われる数字は、運用され始めた年の西暦の下2ケタを採用するのが通例で、
74式なら1974年、90式なら1990年、10式なら2010年となります。
ミリタリー好きなら常識ではありますが、これからハマろうとしている人なら、押さえておきたい豆知識です。
それではまた、第2回でお会いしましょう!
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