昨今のサバゲブームのお陰か、またまた出ました、サバゲマンガ。
それが『初めてのサバゲ』。
その名の通り、イチから始めるレベルでサバゲを紹介しており、ストーリー仕立てというよりは、マンガによる分かりやす解説書といった体裁になっています。
内容は初心者の女子大生「餡奈(あんな)」が、経験者の友人に誘われたサバゲで初回からドはまり、ちょっとずつアレコレ覚えて成長していくという流れ。
サバゲに必要な準備から始まって、ゲーム参加のルールや流れ、装備の揃え方や便利グッズの紹介、そしてエアガンの選び方からカスタムまで、萌えキャラの絵柄で詳しく解説しています。
作者のひよさん氏も、かなりヤリ込んでるゲーマーなので、実際にやってる人でないと指摘できない点や、あー、これこれ!というありがちなシーンが随所に出てきます。
また、マンガによる説明だけでなく、図解ページやエアガンカタログ、予算別装備ガイドなど、ビギナーがまず疑問に思うであろうことを、漏らさず網羅しているのは素晴らしい!
ぶっちゃけ、「経験ゼロの素人さんには、これを読ませておけば脱初心者レベルまで1人でやれるよ?」ってくらいきれいにまとまっています。
1巻P30
個人的に、この本は各フィールドの売店に置いてもらうと、飛ぶように売れるんじゃないかなーと思います。
初心者だけでなくベテランの皆さんも、チームに入った新人の教育用にぜひ1冊いかがでしょうか。
しかし、こういった入門書が出てきたってことは、サバゲのブームも本格的なものってワケですねー。
『初めてのサバゲ』
作画:ひよさん 原作:鉄人
青林堂 定価:952円
レビュアー:乾宗一郎
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