アメリカから気になる研究報告が飛び込んできました。
ミリタリー好きにはおなじみの高高度戦術偵察機U-2のパイロットに関する話題です。
高い高度で飛行するアメリカ空軍パイロットは、非パイロットに比べると脳に障害が起こりやすいという研究が発表された。
成人の「脳」や「神経」系を主に診療研究する機関誌の発表によると 21000メートル(7万フィート)の高高度戦術偵察機U-2のパイロットの分析を行った結果、
これらのパイロット(26歳~50歳)では脳障害を持っている人は3~4倍近くになると述べた。これは、パイロットに減圧症の徴候があるか否かが関係しているという。
非パイロットは通常の老化と関連性のある若干の障害報告だったにもかかわらず、高高度のパイロットは前頭葉(脳・脊髄の)白質を中心に 脳全体に障害が分散していることが分かっている。
しかしながら、これらの障害の影響は現段階では不明だ。
引用:http://uk.news.yahoo.com/study-finds-brain-lesions-spy-plane-pilots-203650020.html#uPpisBA
記事配信:AFP
U-2と言えば、米ソ冷戦時代から現在に至るまでアメリカの国家戦略上欠かすことができない航空機です。
偵察任務に危険はつきものですが、こうした健康障害まで明らかになると、パイロットはますます過酷な職業だなという思いを禁じ得ません。
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